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ホリスティック医学

ホリスティック医学について

ホリスティック医学の「ホリスティック」はギリシャ語の「holos」を語源とし、日本では「全体」「関連」「つながり」「バランス」といった意味をすべて包括した言葉として解釈されています。

ホリスティック医学は人間のあらゆる面に関わる医学です。それだけにまだ一般の人には理解しにくい医学でもあります。

そこで全国団体である日本ホリスティック医学協会では、ホリスティック医療を次のように定義しています。

1、全体的な健康観に立脚する治療 2、自然治癒力を癒しの原点におく治療 3、患者が自ら癒す治療 4、様々な治療法を選択・統合し、最も適切な方法行う治療 5、病の深い意味に気づき、自己実現を目指すための治療

現在、医療の現場では西洋医学に基づいた医療が中心に行われています。西洋医療は病気や患部を診て投薬や処置によって治療を行いますが、病気には生活習慣の乱れやストレスが原因で起きるものも多く、投薬や処置によって一時的に治癒しても、根本的な解決にはならないということが指摘されるようになっています。

そこでホリスティック医学では、「体」「心」「気」「霊気」そして、社会環境や自然環境を含めた全体的な視点から健康を考え、人間が本来持っている自然治癒力を高めることを治療の目的としています。ホリスティック医学の実際の治療では西洋医療や他の代替医療を効果的に取り入れながら、最も適した治療方法を選択し、医師の指導やサポートを受けて患者が自ら治療を実践することが重視されます。

スピリチュアルはその中の一つで、代表的なものにスピリチュアル・ケアやスピリチュアル・ヒーリングなどがあります。

スピリチュアルは日本語で「精神的な」「霊的な」「神聖な」という意味があります。最近ではテレビ番組や雑誌、書籍などの影響から、心霊や占い、人生相談などの広い意味で使われるようになっています。

近年、世界保健機構WHOによる健康の定義に「スピリチュアル」という言葉を取り入れるかどうかが議論になりました。スピリチュアルな考え方な国際的に認められつつあるといえるでしょう。

医学分野の一つホリスティック医学では、霊的な側面を含め、あらゆる視点から健康を考える医療として重視されています。

スピリチュアルな医療として、スピリチュアル・ケア、スピリチュアル・ヒーリングなどが挙げられます。

スピリチュアル・ヒーリングでは、人間は霊、霊体、肉体の三つから成り、これらのバランスが崩れることが病気の原因であると考えられています。また、それとは別に、「カルマ」という前世の間違った行為によって起こる病気もあると考えられています。

「カルマ」が原因でなる病気は、本人が病気を乗り越える他に治す方法はなく、「霊」と「肉体」とのバランスによって起こる病気の場合は、霊的エネルギーを活性化させるための治療が行われます。

現在ホリスティック医学への関心は高まっていますが、まだ日本ではスピリチュアルに否定的な医師が多いのが現状です。その一方で、現代の西洋医学による医療に限界を感じ、スピリチュアルな医療に望みを託す人々も少なくありません。